植物図鑑
クモイナデシコ
ナデシコ属
クモイナデシコ
学名:
Dianthus superbus var. amoenus
〔基本情報〕
高山でみられる高さ20~30cmの多年草。
茎は直立して、上部で枝分かれし、節が膨らみます。
葉は対生する単葉で、長さ3~9cmの線形~披針形で、粉白色を帯びます。
葉の基部は茎を抱きます。
茎の先に集散花序を出し、まばらに花がつきます。
花序の基部には1対の苞があり、苞の先はとがります。
花は径4.5~5cmほどで淡い紅色の5弁花です。
花弁は先端が深く糸状に裂けます。
果実は円筒形の蒴果で熟すと先が4裂し、黒い種子を出します。
〔栽培〕
増殖は実生、株分け、挿芽によります。
日当たりと風通しがよく、水はけのよい土壌を好みます。
土壌酸度は中性から弱アルカリ性とします。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えますが、やや乾燥気味に管理し、過湿になると根腐れや病気の原因となります。
施肥は春と秋に月1回、緩効性肥料を置き肥します。
病虫害は特にありません。
名前
クモイナデシコ(雲居撫子、雲井撫子)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
タカネナデシコ
植え付け(または播種)季節
3月、4月、9月、10月
花咲く季節
7月、8月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州中部地方)
形状
草丈・樹高
200〜300mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
5
花の色
桃
花径
45〜50
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け、挿芽
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
アルカリ性、中性
耐候性
用途適性
盆栽、鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
32157
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