植物図鑑
アイ
イヌタデ属
アイ
学名:
Persicaria tinctoria
〔基本情報〕
古くから栽培される高さ50~90cmの一年草。
茎は上部でよく枝分かれします。
葉は互生する単葉で、卵形~披針形です。
茎先から偽総状花序を出し、密に花をつけます。
花には花冠はなく、淡い紅色の萼がめだちます。
果実は痩果です。
〔来歴〕
世界各地で紀元前より藍色染料として利用されてきました。
日本には奈良時代に中国から渡来しました。
現在でも徳島県などで栽培されています。
〔利用〕
藍色の染料にするほか、葉と果実を薬用とします。
〔栽培〕
増殖は実生、株分け、挿木によります。
日当たりと水はけのよい場所を好みます。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は元肥として緩効性化成肥料を施すほか、生育期間中に月に1~2回、液肥を与えるとよいです。
病虫害は特にありません。
名前
アイ(藍)、タデアイ(蓼藍)、アイタデ(藍蓼)
生活型
一年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
イヌタデ
植え付け(または播種)季節
3月、4月、5月
花咲く季節
9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
東南アジア
形状
草丈・樹高
500〜900mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
偽総状花序
花弁の数
花の色
桃
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
世界各地で紀元前より藍色染料として利用されてきました。花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
23763
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