シロバナサクラタデ

イヌタデ属 シロバナサクラタデ
学名： Persicaria japonica

〔基本情報〕湿地にはえる高さ40～100cmの多年草。
根茎をもちます。
茎は直立して、よく枝分かれします。
葉は互生する単葉で、長さ7～16cm、幅1～2.4cmの披針形です。
葉の脈上や縁にごく短い伏した毛がはえます。
茎先から偽総状花序を出し、まばらに花をつけます。
晩秋に出る花序は太く短くなり、密に花をつけます。
花には花冠はなく、白色または上半分が紅色を帯びる萼がめだちます。
果実は痩果で、光沢のある黒色です。

〔栽培〕増殖は株分けによります。
こぼれダネでもよく増えます。
日当たりと水もちがよい土壌を好みます。
真夏の強い日射しで葉焼けをおこす場合は50～60％の遮光をかけます。
水やりは湿り気味にし、鉢植えの場合は鉢の下に受け皿を置いて腰水にしてもよいです。
施肥は元肥を施すだけで十分です。
病虫害は特にありません。