冬に花を楽しめる花として人気が高いクリスマスローズ。その人気は高まるばかりです。今年こそは、クリスマスローズを育ててみようと思っている方も少なくないでしょう。
しかし、クリスマスローズを、「いつ」「どこで」手に入れたらいいのかとわからないという方も。
まず、苗は、園芸店やホームセンター、生産農家直売、販売会、インターネット通販などで手に入れることができます。クリスマスローズは同じ親株から取れた種でも花の色が異なる場合もあるので、1〜3月ごろに花が咲いている株を手に入れるのがオススメです。
クリスマスローズを選ぶポイントは、何よりも病気のない苗を選ぶことが大切です。
避けるべきは、
- 葉が縮れて、斑(フ)が入っている
- 葉や茎に、黒い筋が入っている
苗です。
ウイルス性のモザイク病やブラックデスの可能性が高く、残念ながらそうなったら救う手立てはありません。
ネット上にも初心者向けの情報がたくさんありますよ。
クリスマスローズの生育期は秋から初夏の寒い時期。ほかの植物とは違うことをまず頭に入れておきましょう。夏の暑さが原産地と大きく異なるクリスマスローズの育成の鍵は、夏越しです。だからといって、あまり難しく考える必要はありません。九州平野部のわが家にも、庭植えのクリスマスローズがあり、毎年花を咲かせています。近所でも複数のクリスマスローズが生育しているところを見かけます。暑い夏の時期を越すには、風通しが良く木の陰や建物の北側など、日陰になる場所を選ぶことをオススメします。
私も、この冬は新しいクリスマスローズを手に入れようと思っています。みなさんも、クリスマスローズの生育に挑戦してみませんか。
- クリスマスローズの花言葉:「私の不安を和らげて」「慰め」「中傷」
エバーグリーン編集部オススメサイト
- エバーグリーンでもクリスマスローズについてご紹介しています。
クリスマスにまつわる植物の話<vol. 3>(エバーグリーンポスト)
- クリスマスローズ専門初心者には心強い情報満載!(クリスマスローズの育て方とガーデニング 花と園芸植物の販売情報)
(エバーグリーン編集部 愛垣)
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