大掃除や年賀状作り、クリスマスパーティーに忘年会… 慌ただしい12月ももうすぐ終わり。ゆったりお風呂に入って、今年一年の疲れを落としませんか?
ハーブをお湯に入れれば、皮膚はもちろん、蒸気によって鼻や喉からもその成分が体内に浸透していきます。深呼吸しながらゆっくりお風呂に入ると、リラックス効果がアップしますよ。
ハーブをポンと入れるだけでリラックス
一番簡単な方法は、フレッシュハーブやドライハーブを使う方法です。
ヨモギ、ローズマリー、ラベンダー、レモンタイム、カモミールなどのハーブを、目の細かい洗濯ネットに詰めて、お風呂に入れるだけ。ネットの上から少し揉むと、ハーブの成分がよりお湯に染み出して香りもよく立ちます。ドライハーブを使う場合は、フレッシュハーブの半分の量でお試しください。後片付けも楽なので、便利ですよ。
お花を浮かべて、ゴージャスなお風呂タイム
バラを育てている方なら、花びらを浮かべてみると見た目も香りもゴージャスなお風呂に。映画のワンシーンのような贅沢な気分が味わえます。バラがなければ、今の時期なら、パンジーやビオラの花を浮かべてもOK。花がら摘みのついでにきれいな花を多めに摘んで、お湯に浮かべてみてください。色とりどりで見た目もかわいらしく、やさしい香りもするので気分を落ち着かせてくれます。私の場合、気分が沈みがちな時も、パンジーのお風呂に入ればスッキリ元気になれます。
手作りバスボム(入浴剤)にチャレンジ
余裕があれば、手作りの入浴剤作りにチャレンジしてみてはいかがですか?
材料は、
- 重曹(大さじ2)
- クエン酸(大さじ1)
- 片栗粉(大さじ1)
- 好みのハーブやドライフラワー、柑橘類の皮をスライスしたものなど適量
ボウルに、重曹、クエン酸、片栗粉を入れ、霧吹きなどで少しずつ水を加えながら混ぜます。水を入れすぎると、シュワシュワと泡が出るので要注意。全体的にしっとりしてきたら、刻んだハーブやお花を加えます。ラップに包んで丸くし、固まるまで半日から一日ほど寝かせて出来上がり。ハート型や星型などの好みのシリコンケースなどを使って固めることもできます。香りが物足りない場合は、固める前にアロマオイルを数滴垂らしてもよいですよ。
ハーブやお花をお風呂で使った後は、排水口に詰まらないように注意してくださいね。
大好きな草木花の香りに包まれて、気分一新。新しい年に向けて、お風呂タイムを楽しんではいかがですか?
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