プランターに植えていたアップルミント(マルバハッカ)が成長して、根っこがパンパンに詰まってきたので、地面に植え替えたのが5月のこと。ミントの中でも最強と言われるほど繁殖力が強いので、ほとんど手入れをしていないにも関わらずどんどん根を広げています。
アップルミントはその名の通り、リンゴとミント、両方の香りがほどよくミックスされた甘く爽やかな香りがするハーブ。スペアミントやペパーミントほど葉の緑色が濃くなく、また葉の形は丸く葉脈の模様が曲線でかわいらしい姿のミントです。柔らかい葉は、やさしい触り心地。柔らかい雰囲気があるためか、女性から人気の高いミントの一種です。
今は、勢いよく伸びているアップルミントですが、ほかのミント同様、寒い冬になると地表に葉が少なくなり、地面の中で冬越しします。そして、春になるとまたニョキニョキと新芽を伸ばします。たくましい生命力と、やさしい香りや見た目とのギャップもまた魅力的。
旺盛に伸びたアップルミントは、収穫してハーブティーにしたり、お菓子作りに使ったりしています。寒くなるまでは、切ったところから次々新しい芽が出てくるので、「切りすぎて見栄えが悪くなった」などと心配することなく、思い切ってたっぷり収穫できます。フレッシュなまま使ったときの香りはもちろん、保存用にドライにもしても香りがよく残ります。十分に乾燥させて保存しておけば、冬の間中、ハーブティーが楽しめますよ。
増えすぎて厄介者扱いをされることもあるアップルミントですが、魅力もたっぷり。ハーブの香りに癒されたい、という方は、ぜひ育ててみてはいかがですか?
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(エバーグリーン編集部 まえだ)
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