同率の3位となったのは、ルドベキア、マツバウンラン、ユキヤナギ、コマツヨイグサ、ユウゲショウです。
ルドベキア |
キク科 オオハンゴンソウ属
Rudbeckia
夏の花壇を彩るルドベキア。キク科らしい黄色い花びら(舌状花)が大きく開いた両手のように、そしてヒマワリのような花の中央(筒状花)が太陽に向かって胸を張っているかのようにも見えます。
マツバウンラン |
オオバコ科 マツバウンラン属
Nuttallanthus canadensis
打って変わって、ひょろっとした茎の周りに小さな紫の花を咲かせるマツバウンラン。各地で帰化している植物で、日当たりのよい場所でよく見かける草です。
ユキヤナギ |
バラ科 シモツケ属
Spiraea thunbergii
こちらも意外な初ランクイン、花壇や公園でよく見かける低木ユキヤナギです。早春にはアーチ状に伸びる枝を覆うように無数の真っ白な花が咲きます。
コマツヨイグサ |
アカバナ科 マツヨイグサ属
Oenothera laciniata
こちらも同率3位のコマツヨイグサ。茎が匍匐するのが特徴(マツヨイグサやメマツヨイグサは直立します)。可愛らしい黄色い花は萎むとオレンジになります。要注意外来種に指定されています。
ユウゲショウ |
アカバナ科 マツヨイグサ属
Oenothera rosea
ヒルザキツキミソウ、コマツヨイグサに続いてもう一つマツヨイグサ属から3位に入賞したのはユウゲショウ。なお、昨年は8位、一昨年も2位でランクインしている常連さん。ピンクの花の色からアカバナユウゲショウとも呼ばれています。南米原産ですが、明治時代に観賞用として日本に入ってきました。今年はヒルザキツキミソウとともにエバーグリーンポストでも紹介されました。