こんにちは、エバーグリーン編集部の愛垣です。
桜の咲くこの時期に、散歩をしていると、道端に白い小さな花を見かけることがあります。1、2カ月すると、赤い実を付けるこの花は「ノイチゴ」と呼ばれています。
『野いちご赤い実だよ、木陰で見つけたよ~♪』という歌を聞いたことがありますか?元々はフィンランド民謡のこの歌、坂田寛夫さんが翻訳した『野いちご』という題名で知られています。
一般的に、「野いちご」といわれる花たちは、園芸用のラズベリーやブラックベリーとともにバラ科キイチゴ属に属しています(キイチゴ属は分化が多く、分類には諸説が存在します)。
キイチゴ属の果実の多くは、ポリフェノールなどが多く含まれることでも知られ、その健康効果が注目されていますね。生でいただいてもおいしいですが、凍らせてシャーベットにしたり、ジャムにしたりするのもおすすめです。
わが家では、庭のブラックベリーの実を摘んで、子どもたちと一緒にジャムを作って楽しんでいるんですよ。
ここでジャムの作り方をご紹介しておきますね。
- ブラックベリーのジャムの作り方
- きれいに洗ったブラックベリーと同量の砂糖を用意する。
- 砂糖とブラックベリーを鍋に入れ、焦がさないように弱火で煮込む。
- 量が半分ほどになるまで煮詰めたら火を消し、レモン汁(適量)を絞り入れる。
- 煮沸消毒した瓶に入れ、粗熱が取れたら、冷蔵庫で保存する。
作り方のヒント
- 甘みを抑えたい場合は、砂糖をブラックベリーの半量で煮込み、味見をして砂糖の量を調整することをお勧めします。
- 粗めのザルでこすと、種が除かれ、なめらかなジャムに仕上がります。
- 長期保存したい場合は、砂糖は多めにすると良いでしょう。
自分で育てたブラックベリーのジャムは格別のおいしさです。
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実はこんなにも種類があった!野いちごの仲間たち。(いちご大学)
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