こんにちは。エバーグリーン編集部のまえだです。
8年ほど前の3月、誕生日のプレゼントに小ぶりの苗を一株いただきました。オレンジ色の小さな花をたくさんつけたポットの苗札には、「冬知らず(一年草)」と書いてありました。
一年草というくらいなのでその年で終わりだと思っていましたが、8年経った今も毎年咲いています。こんなに長く楽しめるなんて思ってもいなかったので、ちょっとびっくり。
寒さに強く冬でも花を咲かせることからこの名が付いたというフユシラズ。わが家のフユシラズは、暖かくなる頃にこぼれ種から芽を出して、次々に花を咲かせていきます。プランターの外の堅い土の上にも種が落ちて、いつの間にかそこで花を咲かせていることも……。こんな場所にいつの間に、というのがこぼれ種の醍醐味かもしれません。
ただし、花をたくさん咲かせるためには、咲き終わった花殻が種になる前に早めに摘んでおくのがポイント。栄養が種に取られてしまい、花があまり咲かなくなるからです。これはフユシラズに限らず、どんな花も基本のお手入れですね。
花が咲いている苗を買ってきて育てるのも楽しいですが、小さな種からどんどん大きく育っていく姿を見るといっそう愛着がわいてきます。そんな姿をもっと見たいと、先日種から育てる花づくりを学ぶ「花づくり講座」を受講してきました。次回は、その模様をお伝えします。お楽しみに!
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