あんなに元気に咲いていた寄せ植えのビオラたち。冷たい風の吹く季節から、精一杯きれいに咲いて、春を運んでくれました。汗ばむ季節になった今、役目を終えたように、ビオラたちは少しグッタリ。ダランと伸びてまとまりのない形になってきました。そろそろ夏のお花と交代の時期です。
このビオラの寄せ植えは、昨年一年間参加した「花づくり講座」の締めくくりに作ったもの。せっかくなので、最後にもう一花咲かせてあげたいと、あることを思いつきました。
それは、ビオラでお菓子を作ること。思いついたきっかけは、今年放送開始50周年を迎えるというNHK「趣味の園芸」のアーカイブ放送。番組では、ハーブを取り上げていて、その最後にボリジの花の砂糖漬けが紹介されていたのです。
「へぇ、お花の砂糖漬け、かわいい!」と調べてみると、ビオラでもできることがわかり、さっそくチャレンジ!
<お花の砂糖漬けの作り方>
- 花を10分ほど水にさらしたあと、きれいに水気を拭き取ります。
- よくかき混ぜた卵白をハケか指先で、花びらに塗ります。
- グラニュー糖を上からパラパラとまきます。
- しっかりと乾燥させたらでき上がり。
きれいに作るコツは、花を摘むとき、茎を少し残して切ること。持ちやすいので、作業が楽ですよ。茎は、使う時に短く切ります。
砂糖漬けにしたビオラは、キラキラ輝いてとてもきれい。ケーキやクッキー、チョコレートなどの飾りにしたり、ハーブティーや紅茶に浮かべたりすれば、いつものおやつタイムが贅沢気分に。お皿にのせて飾っておくだけでも、かわいくて大満足。幸福なひとときを過ごしました。
最後までしっかり楽しませてくれたビオラに感謝! 夏に向けて、次はどんな花を育てようかワクワクしています。
- ビオラの花言葉:「誠実」「信頼」「忠実」「少女の恋」
エバーグリーン編集部オススメサイト
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ハーブやお花のお風呂で、一年の疲れを落としませんか?(エバーグリーンポスト)
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インタビュー:「草木花 × オンリーワン」~園芸家 横山直樹さん(お花野菜 エディブルフラワー編)(エバーグリーンポスト)
- もう少しビオラの花を楽しみたい方は、こちらが参考になります。
【失敗した原因はなに!?】ビオラの正しい切り戻しの位置と方法(家庭菜園インフォパーク)
- 気になるタイトル。人気作家さんの詩集です。
(エバーグリーン編集部 まえだようこ)
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