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植物図鑑

イヌコリヤナギ

ヤナギ属 イヌコリヤナギ
学名: Salix integra

〔基本情報〕水辺や湿潤な場所でみられる高さ2~3mほどの落葉低木。
雌雄異株です。
葉は互生または対生する単葉で、長さ4~8cm、幅1.5~2cmの長楕円形、低く細かい鋸歯があります。
葉の多くは無柄で、有柄の場合は長さ5mmとなり、托葉はありません。
花は葉の展開より前に現れる円柱状の花穂に密につき、基部に3~4枚の葉がつきます。
雄花穂は長さ2~3.5cm、径0.6~1cmで、雄しべの葯は濃紅色です。
雌花穂は長さ1.5~2.5cm、径0.4~0.5cmで白色の短毛が密にはえます。
花には花弁はありません。
果実は蒴果で、熟すと裂開して、柳絮(りゅうじょ)とよばれる綿毛に包まれた種子を出します。

〔栽培〕増殖は挿木によります。
日当たりと水はけがよく湿り気のある土壌を好みます。
乾燥する場所は嫌います。
施肥は寒肥として有機質の肥料を株のまわりに施します。
病虫害としてはうどんこ病、さび病、カミキリムシ、アブラムシなどがあります。

名前
イヌコリヤナギ(犬行李柳)
生活型
低木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、11月、12月
花咲く季節
3月、4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道、本州、四国、九州)、朝鮮、中国東北部、アムール、ウスリー、ロシア沿海州、南千島
形状
分枝
草丈・樹高
2000〜3000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生、互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
15〜35
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通、湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
公園・庭園、水辺緑化
ハーディネスゾーン
病害
うどんこ病、さび病
虫害
カミキリムシ、アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
54802
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