植物図鑑
バッコヤナギ
ヤナギ属
バッコヤナギ
学名:
Salix caprea
〔基本情報〕
丘陵地や山地でみられ高さ15mになる落葉高木。
樹皮は灰黒色で、材の表面にはふつう隆起線が出ます。
葉は互生する単葉で、長さ5~17cm、幅3~7cmの楕円形です。
葉の表面は葉脈に沿って凹んだしわがめだち、裏面には白色の縮れた毛がはえて粉白色を帯びます。
葉の縁にはふつう低い波状の鋸歯があります。
長さ1~2.5cmの葉柄をもちます。
新葉の縁は先端部以外が裏側に巻きます。
雌雄異株です。
花芽(冬芽)は大きく、紅褐色です。
花は葉の展開前に出る楕円形の花穂に密につき、雄花穂は長さ3~5cm、雌花穂は長さ2~4cmです。
花には花弁はありません。
果実は蒴果で、熟すと裂開して、柳絮(りゅうじょ)とよばれる綿毛に包まれた種子を出します。
〔利用〕
樹皮や葉を薬用として利用します。
材はまな板や船舶材などに利用されました。
名前
バッコヤナギ(跋扈柳)、ヤマネコヤナギ(山猫柳)、マルバノバッコヤナギ(丸葉跋扈柳)、エゾノバッコヤナギ(蝦夷跋扈柳)、コウライバッコヤナギ(高麗跋扈柳)、マンシュウバッコヤナギ(満州跋扈柳、ナガバノバッコヤナギ(長葉跋扈柳))、goat willow、pussy willow、great sallow
生活型
高木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
3月、4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道、本州:東北地方~近畿地方)、南千島、ユーラシア
形状
直立
草丈・樹高
15000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
20〜40
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
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