植物図鑑
ナツフジ
フジ属
ナツフジ
学名:
Wisteria japonica
〔基本情報〕
低山の林内でみられるつる性の落葉低木。
つるは左巻き(上から見て反時計回り)で、他物に絡みついて登ります。
若い枝にははじめ伏した毛がはえます。
葉は長さ10~25cmの互生する奇数羽状複葉で、小葉は9~17枚あります。
小葉は長さ2~6cm、幅0.8~2cmの卵形となり、両面ともほぼ無毛、葉の縁は全縁です。
托葉は針状です。
枝先の葉腋から出る長さ10~20cmの総状花序に多数の花をつけます。
花は緑色を帯びた白色の蝶形花です。
花序や花柄などに白色の毛がはえます。
果実は長さ10~15cmの扁平な豆果で、表面は無毛です。
種子は径0.7~0.8cmほどの扁平な円形です。
〔栽培〕
増殖は挿木、接木によります。
日当たりと風通し、水はけのよい場所を好みます。
水やりは夏に晴天が続いて乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
降雨にまかせます。
施肥は寒肥と開花後の追肥をおこないますが、チッ素分が多いと花つきが悪くなります。
病虫害は特にありません。
名前
ナツフジ(夏藤)、ドヨウフジ(土用藤)
生活型
つる性木本
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
1月、2月、3月、11月、12月
花咲く季節
7月、8月
実のなる季節
10月、11月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:東海道以西、四国、九州:喜界島まで)、朝鮮
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
奇数羽状複葉
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
白
花径
花序の長さ
100〜200
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
接木、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
公園・庭園、壁面緑化
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
9157
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