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植物図鑑

イヌムギ

スズメノチャヒキ属 イヌムギ
学名: Bromus catharticus

〔基本情報〕
高さ40~100cmの短命な多年草または越年草。
葉は長さ15~30cm、幅0.4~1cmの線形で、裏面にまばらに毛がはえます。
葉鞘には毛がはえ、下部のものでは密にはえています。
葉鞘には三角形で膜質の葉舌があります。
長さ10~25cmの円錐花序を出し、小穂がつきます。
小穂は長さ2~3cmで、6~9個の小花からなり、著しく扁平です。
第1苞頴は長さ0.8~1.3cmで3~5脈があり、第2苞頴は長さ1~1.5cmで7~11脈があります。
内頴は護頴の1/3~1/2程度の長さです。
護穎は強く2つに折れ、長さ1.2~1.7cmで9~13脈があり、先端に0.1~0.2cmのごく短い芒があります。
閉鎖花ばかりをつけるものと、開花するものがあり、開花株では4~5月に花が咲き、葯は長さ0.3~0.5cmで黄褐色、開花時に小花から垂れ下がります。
閉鎖花は7月ごろまでつき、葯は0.5mmと小さいです。

〔来歴〕
牧草として渡来したと推定され、東京都で1882年に最初に採集された帰化植物です。

名前
イヌムギ(犬麦)、rescuegrass、grazing brome、prairie grass、Schrader's bromegrass
生活型
越年草、多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
ノゲイヌムギ、ヤクナガイヌムギ
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
4月、5月、6月、7月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
南アメリカ
形状
草丈・樹高
400〜1000mm
葉の形
線形
葉の生え方
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
円錐花序、小穂
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
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