植物図鑑
スズメノチャヒキ
スズメノチャヒキ属
スズメノチャヒキ
学名:
Bromus japonicus
〔基本情報〕
道端や荒地、畑など日当たりのよい乾いた場所でみられる高さ30~70cmの一年草。
全体に軟毛がはえます。
葉は長さ15~30cm、幅0.3~0.5cmの線形で両面に毛が多くはえます。
葉鞘は筒状で、長さ0.1~0.2cmほどの半円形の葉舌があります。
長さ15~25cmの円錐花序を出し、花序の先は垂れ下がります。
各節から枝を数本出し、各枝にまばらに小穂がつきます。
小穂は長さ1.7~2.3cm、幅0.5~0.7cmの長楕円形であまり扁平にならず、6~10個の小花からなります。
第1苞頴は長さ0.5~0.7cmの披針形で3脈があり、第2苞頴は長さ0.7~0.8cmで7~9脈があります。
内頴は護頴よりやや短く、竜骨上に長い開出毛が1列に並んでまばらにはえます。
護穎は長さ0.9~1.1cmで背面がまるい長楕円形~卵形、先端が2裂して、その間から芒が出ます。
芒は下部の小穂のものは長さ0.3cmほどですが、上部のものは長さ1.2cmになり熟すと外側に曲がります。
護穎の縁は熟しても内側に巻かないため、小軸は外から見えません。
〔備考〕
チャヒキグサ(カラスムギの別名)に似て、小型で、食用にもならないことが名の由来とされます。
名前
スズメノチャヒキ(雀の茶挽)、Japanese brome
生活型
一年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
5月、6月、7月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道~九州)、ユーラシア温帯
形状
草丈・樹高
300〜700mm
葉の形
線形
葉の生え方
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
円錐花序、小穂
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
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農林水産省品種登録品種名称
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