植物図鑑
キバナノホトトギス
ホトトギス属
キバナノホトトギス
学名:
Tricyrtis flava subsp. flava
〔基本情報〕
高さ20~50cmの多年草。
茎にはまばらに毛がはえます。
葉は互生する単葉で、長さ8~20cmの長楕円状披針形となり、基部が茎を抱きます。
葉にはふつう斑紋はありません。
葉腋に1~2個、上向きに花をつけます。
花は杯状の6弁花で、花被片は平開して、黄色く、内側に紫褐色の斑点があります。
外花被片には褐色の毛がはえ、基部はふくらみます。
雌しべの花柱は3つに分かれて、それぞれがさらに2裂して平らに開きます。
雄しべは6個あり、花糸は花柱に沿って立ち上がって上部で反り返り、外向きに葯をつけます。
花柄は長さ2~6cmで、褐色の毛が密にはえます。
果実は蒴果です。
〔栽培〕
増殖は実生、株分け、挿芽によります。
明るい半日陰で水はけがよい土壌を好みます。
空中湿度が高い環境を好み、乾燥しやすい場所は避けるようにしたほうがよいです。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
施肥は元肥としてリン酸分が多めの緩効性化成肥料を施すほか、春に緩効性化成肥料を月1回置き肥してもよいです。
病虫害としては白絹病、ナメクジなどがあります。
名前
キバナノホトトギス(黄花杜鵑草)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月
花咲く季節
9月、10月、11月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(宮崎県)
形状
草丈・樹高
200〜500mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
6
花の色
黄
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け、挿芽
日照条件
半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
白絹病
虫害
ナメクジ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
VU:絶減危惧II類、日本固有種
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
29260
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