植物図鑑
ボタンクサギ
クサギ属
ボタンクサギ
学名:
Clerodendrum bungei
〔基本情報〕
高さ1m、よく生育すると2mになる落葉低木。
吸枝を出して群生します。
葉や枝はもむと特有の臭いがあります。
葉は対生する単葉で、長さ10~15cmの広卵形です。
葉の縁には鋸歯があります。
長い葉柄があり、葉柄は日陰側のものでは長く伸びて葉が日にあたるようになります。
枝先に集散花序を出し、密に花をつけます。
花は紅紫色-淡紅紫色、花冠は5裂し、花筒部は長さ2.5cmあります。
雄しべが長く突き出します。
〔来歴〕
九州南部では野生化し、関西でもよく越冬して増えています。
〔栽培〕
増殖は株分け、挿木によります。
日当たりと水はけ、水もちのよい肥沃な場所を好みます。
栽培は容易です。
-5℃程度までは耐えるので、関東地方以南であれば露地栽培も可能です。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
肥料はあまり必要としませんが、与える場合は春に緩効性化成肥料を少量株元に施します。
病虫害は特にありません。
名前
ボタンクサギ(牡丹臭木)、ベニバナクサギ(紅花臭木)、ヒマラヤクサギ、rose glory bower、glory flower
生活型
低木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月
花咲く季節
7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
中国南部、台湾、ベトナム
形状
分枝
草丈・樹高
1000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
花の色
赤、桃
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
非耐寒性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園
ハーディネスゾーン
7a〜10b
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
42858
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