植物図鑑
セイロンマンリョウ
ヤブコウジ属
セイロンマンリョウ
学名:
Ardisia elliptica
〔基本情報〕
通常は高さ2~3m、原産地では高さ5mになる常緑低木または小高木。
熱帯から亜熱帯の林内でみられます。
葉は互生する単葉で、長さ15cmまでの楕円形となり、厚みがあり、なめらか、葉の縁は全縁です。
短い葉柄があります。
原産地では年間を通じて開花します。
葉腋から散形花序を出します。
花は淡いピンク色~淡い紫色で、花冠は5裂して星形に開きます。
果実は扁球形で、はじめ白色で成熟するにつれ赤くなり、ついで黒紫色に熟します。
〔利用〕
東南アジアでは民間薬として利用されます。
〔栽培〕
増殖は実生、挿木によります。
実生の場合は完熟した果実から果肉を完全に取り除き、種子だけにして取り播きとします。
水はけと水もちがよく適度に湿り気のある肥沃な土壌を好みます。
日向~日陰まで生育できますが、夏の強い日射しにあたると葉焼けをおこすことがあります。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
施肥は春から秋まで緩効性化成肥料を置き肥します。
病虫害は特にありません。
〔備考〕
外来生物法で要注意外来生物に指定され、世界の侵略的外来種ワースト100にも選ばれています。
名前
セイロンマンリョウ、コウトウタチバナ(紅頭橘)、ウミベマンリョウ(海辺万両)、shoebutton ardisia、duck's eye、coralberry
生活型
低木、小高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
10月、11月、12月、13月、4月、5月、6月
花咲く季節
6月、7月、8月
実のなる季節
10月、11月、12月、1月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
インド~ニューギニア
形状
分枝
草丈・樹高
2000〜5000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
散形花序
花弁の数
花の色
紫、桃
花径
花序の長さ
実の色
赤、紫、白、その他
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向、半日陰、日陰
水分の必要性
普通、湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐陰性
用途適性
鉢植、生垣、公園・庭園
ハーディネスゾーン
8a〜11b
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
78837
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