植物図鑑
カナリーキヅタ
キヅタ属
カナリーキヅタ
学名:
Hedera canariensis
〔基本情報〕
常緑つる性木本。
幹から多くの気根を出して樹木や崖、壁などをよじ登り、高さ20mにも達します。
葉は互生し、長さ15~20cm、、幅10~15cmの卵形で、下部につくものはふつう3~5裂し、質が厚く、表面に光沢があります。
葉の縁は全縁です。
長い葉柄をもちます。
総状花序または円錐花序を出し、淡い緑色の小さな5弁花を多数つけます。
果実は球形の石果で、黒く熟します。
〔栽培〕
増殖は挿木によります。
挿木は3~4月または9~10月に茎を2~3節切り、土や水に挿すと容易に発根します。
実生も可能ですが、発芽率が悪く、発芽まで2年かかり、さらに成長に年月がかかります。
半日陰で水はけと水もちがよく、通気性のあるやや湿った土壌を好みます。
水やりは晴天が続いて乾燥しない限りは必要ありません。
施肥は元肥のみでも問題ありません。
病虫害としてはすす病、炭そ病、アブラムシ、カイガラムシなどがあります。
名前
カナリーキヅタ、オカメヅタ、Canarian ivy
生活型
つる性木本
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、9月、10月
花咲く季節
10月、11月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
1月、2月、3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月、12月
分布または原産地
カナリア諸島、北アフリカ
形状
つる
草丈・樹高
20000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)、分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
総状花序、円錐花序
花弁の数
5
花の色
緑
花径
花序の長さ
実の色
その他
葉の色
黄、黄白、緑、白、複色
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通、湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性、耐暑性
用途適性
グラウンドカバー、公園・庭園、街路樹、壁面緑化、法面緑化
ハーディネスゾーン
病害
すす病、炭そ病
虫害
アブラムシ、カイガラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
20233
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