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植物図鑑

ティーツリー

コバノブラシノキ属 ティーツリー
学名: Melaleuca alternifolia

〔基本情報〕高さ8mになる常緑低木~小高木。
樹皮は紙質でくすんだ白色です。
葉は互生する単葉で、長さ1~3.5cm、幅1~3mmの線形でやわらかで、枝に散在または渦巻き状に配列され、密につきます。
葉は全縁で、裏には油点があり、傷つけると芳香を放ちます。
穂状花序を出し、白色の雄しべがめだつ花をつけます。
花弁は5個ありますが開花後すぐに落ちます。
果実はカップ状の蒴果です。

〔利用〕オーストラリアの先住民は伝統的な薬として利用していました。
葉や小枝から精油「ティーツリーオイル」が得られます。
精油は殺菌効果があるといわれ、薬用や香料として使われています。

〔栽培〕増殖は実生と挿し木によります。
日当たりと水はけのよい土壌を好み、暖地であれば戸外で越冬します。
霜に当たると葉が傷みます。
通常は鉢で栽培し、冬期は室内で管理します。
土の表面が乾いたら水を与えます。水切れすると葉が落ちるので注意が必要です。冬期は乾かし気味に管理します。
施肥は春~秋に緩効性肥料を施します。
病虫害は特にはありません。

名前
ティーツリー、narrow-leaved paperbark、snow-in-summer、narrow-leaved tea-tree、narrow-leaved ti-tree
生活型
低木、小高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、5月、6月
花咲く季節
4月、5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
オーストラリア(ニューサウスウェールズ、クイーンズランド)
形状
草丈・樹高
8000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
穂状花序
花弁の数
5
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
犬や猫で精油の中毒事故がある
有用
精油、薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
77850
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