サケバヒヨドリ

ヒヨドリバナ属 サケバヒヨドリ
学名： Eupatorium laciniatum

〔基本情報〕
日当たりがよい草原でみられる高さ0.8～1.5mの多年草。
ヤマヒヨドリバナとヒヨドリバナの交雑起源と考えられています。
茎は直立して上部で枝分かれし、上部にまばらに毛がはえます。
葉は対生し、長さ7～17cm、幅2.5～5cmで、ふつう深く3裂し、裂片はさらに粗く裂けます。
裂片の縁には欠刻状の鋸歯があります。
葉の表面は縁近くに毛がはえ、裏面には脈に沿ってまばらに毛がはえ、腺点はありません。
葉はときに分裂せずに欠刻状の鋸歯がはいるのみとなることがあります。
葉柄は長さ0.5～2cmです。
茎の上部に白～淡紫色の頭花を散房状につけます。
頭花は管状花のみからなり、雌しべが花の外に突き出ます。
果実は痩果で白色の冠毛があります。