オオムラサキシキブ

ムラサキシキブ属 オオムラサキシキブ
学名： Callicarpa japonica var. luxurians

〔基本情報〕
高さ2～3mほどになる落葉低木。
海岸近くの林内や林縁でみられ、葉や花序がムラサキシキブより大きくなります。
幹は細長く、やや斜上して伸び、若い枝や花序には星状毛があります。
葉は対生し、長さ10～20cmの楕円形～卵形で、やや厚みと光沢があり、細かい鋸歯があります。
短い葉柄があります。
秋に黄葉します。
葉腋に集散花序をつけ、花序には柄があります。
花は淡い紅紫色で、長さ3～5mmほどで花冠は4裂し、4個の雄しべがやや突き出します。
果実は径5mmほどの球形で、紫色に熟します。

〔栽培〕
増殖は実生または挿木によります。
日当たりがよく、水分に富む土壌を好みます。
半日陰でも耐えますが、日当たりが悪くなると花つきや実つきが悪くなります。
カイガラムシがつくことがあります。