EVERGREEN - エバーグリーン

植物図鑑

コムラサキ

ムラサキシキブ属 コムラサキ
学名: Callicarpa dichotoma

〔基本情報〕高さ1.5~2mほどになり、庭木としてよく栽培される落葉低木。
平地から丘陵地の湿地のへりや草原にはえます。
幹は細長く、やや斜上して伸び、枝は細かく分かれて先が垂れ下がります。
若い枝や花序には星状毛があります。
葉は対生し、長さ3~7cm、幅1.5~3cmの倒卵状楕円形で、1/3より上に鋸歯があります。
葉には葉柄があります。
秋に黄葉します。
葉腋の上方1cmほど離れたところに花序が出るのが特徴で、集散花序に淡い紅紫色の花がつきます。
花は径3mmほどで花冠は4裂し、4個の雄しべが長く突き出します。
果実は径3mmの球形で、美しい紫色に熟します。

〔利用〕庭木や生花材料として栽培されます。

〔栽培〕増殖は実生または挿木によります。
日当たりがよく、水分に富む土壌を好みます。半日陰でも耐えますが、日当たりが悪くなると花つきや実つきが悪くなります。
耐寒性、耐暑性が強いです。
カイガラムシがつくことがあります。

〔備考〕ムラサキシキブとして栽培されるものの多くはコムラサキです。

名前
コムラサキ(小紫)、コシキブ(小式部)、ミムラサキ(実紫)、Chinese beautyberry、purple beautyberry、early amethyst
生活型
低木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、11月、12月
花咲く季節
7月、8月
実のなる季節
9月、10月、11月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(宮城県以南、四国、九州、南西諸島)、朝鮮、中国、台湾
形状
分枝
草丈・樹高
1500〜2000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
花の色
花径
3
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性、耐暑性
用途適性
盆栽、鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
カイガラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
29493
検索サイトの検索キー
コメント
エバーグリーンポストでの記事

「 コムラサキ 」の投稿写真