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植物図鑑

フジツツジ

ツツジ属 フジツツジ
学名: Rhododendron tosaense

〔基本情報〕海岸近くの低山帯などにはえる高さ1~2mの半常緑低木。
若い枝や葉柄に淡褐色の剛毛が密生します。
葉は互生する単葉で、春葉と夏葉の2タイプがあります。
春葉は長さ1.5~3cm、幅0.5~1cmの長楕円形で両面や縁に白色の毛があります。
夏葉は長さ0.8~1.5cm、幅2~3mmの倒狭披針形でやや質が厚いです。
枝先に1~3個花をつけます。
花は藤色で、花冠は径3cmほどの漏斗形で5裂し、上側の裂片内側には色の濃い斑点があります。
雄しべは5本です。
果実は長さ7~10mmの狭長卵形の蒴果で褐色の毛が多くはえます。

〔栽培〕増殖は挿し木によります。日当たりと水はけがよい場所を好みます。栽培は容易です。

〔備考〕花が藤色なのでこの名があり、枝ぶりが繊細なのでオンツツジに対してメンツツジともいいます。

名前
フジツツジ(藤躑躅)、メンツツジ(雌躑躅)、ヒュウガツツジ(日向躑躅)
生活型
低木
常緑・落葉
半常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、9月、10月
花咲く季節
3月、4月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:紀伊半島、四国:徳島県・高知県、九州:大分県・宮崎県・鹿児島県東部)
形状
分枝
草丈・樹高
1000〜2000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
花径
30
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
ロックガーデン、盆栽、鉢植
ハーディネスゾーン
病害
うどんこ病
虫害
ハダニ、ツツジグンバイ、ルリチュウレンジハバチ、ベニモンアオリンガ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
日本固有種
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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