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植物図鑑

モウセンゴケ

モウセンゴケ属 モウセンゴケ
学名: Drosera rotundifolia

〔基本情報〕日当たりのよい酸性で貧栄養の湿地にはえる高さ6~20cmの多年草。
食虫植物です。
葉はロゼット状に根出して、長さ0.5~1cmの倒卵状扁円形で、基部はしだいに細くなって柄になります。
葉の表面は長い腺毛に覆われます。
腺毛は消化酵素を含む粘液が出してよく粘り、昆虫などを捕えて、養分を吸収します。
養分を吸収するまでは獲物を葉で巻き込みます。
花茎の先に総状花序を出し、若い花序は先端がワラビのように巻きます。
花は白色の5弁花で、花序の一方に偏って数個つきます。
果実は長さ0.4~0.5cmで長楕円形の蒴果です。

〔栽培〕増殖は実生、株分けによります。
日当たりと風通しのよい場所を好みます。
水苔単体に植えつけるのが簡単でよいですが、鹿沼土:赤玉土小粒:ピートモスを等分に配合したものも使用できます。
湿地の植物のため、腰水潅水とします。
肥料は特に必要なく、虫を与えなくても大丈夫です。
種子を採らないのであれば、花序の途中まで開花したら根元から花茎を切ると株が疲れません。

名前
モウセンゴケ(毛氈苔)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、5月
花咲く季節
6月、7月、8月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道、本州、四国、九州)、北半球温帯~亜寒帯
形状
草丈・樹高
60〜200mm
葉の形
特殊
葉の生え方
縁の形
葉の特記事項
葉の表面は長い腺毛に覆われます。
花のつき方
総状花序
花弁の数
5
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
湿潤
土の必要性
必要、水苔
土壌酸度
酸性
耐候性
耐寒性、耐湿性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
21060
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