前回は、花農家で花屋も営む山口県萩市の「のんの花園」の野村綾子さんに、花農家のリアルについて伺いました。
その続編で、今回はちょっと変わったチューリップをご紹介します。
「チューリップの種類は2,000種類くらいあります。のんの花園では40種類くらいを栽培しています。ざっくりわけると、いわゆる一重のよくあるチューリップと花びらがいっぱいついていて、バラや牡丹に似ている八重のチューリップがあります。」(野村さん)
人気の品種はこちら。チューリップには見えないようなちょっと変わったものも。
チューリップの花言葉は「博愛、おもいやり」ですが、色によって花言葉が異なります。
紫色のチューリップの花言葉は「永遠の愛」。
黄色いチューリップの花言葉は「実らぬ恋、正直」。
白いチューリップの花言葉は「失恋、新しい愛」。
ピンク色のチューリップの花言葉は「愛の芽生え、誠実な愛。」
オレンジ色のチューリップの花言葉は「照れ屋」。
赤色のチューリップの花言葉は「愛の告白」。
花の形が個性的でネーミングもおもしろいですね。ちなみにチューリップは属名を「tulipa(ツゥリッパ)」というそうで、「ツゥリッパ」はトルコ語で「頭巾」を意味する言葉に由来するそうです。
さて、チューリップを長持ちさせるコツは?
「花瓶の水のバクテリアが最大の敵になりますので、水をきれいに保つことが重要です。暖房の吹き出し口など、温かくなりすぎるところに置かないようにしてください。涼しいところに置いておけば長持ちします。」(野村さん)
とのことです。いかがでしたか?
2,000もの種類があるチューリップの世界、本当に奥が深いですね。
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