こんにちは。エバーグリーン編集部のたなかです。
ハナミズキは、アメリカを代表する花木のひとつ。丈夫で育てやすい性質から、街路樹にも多く利用されています。
このハナミズキをよく見かけるなと思ったら、私が住んでいる東京都港区の「区の木」として制定されていました。区内の多くの道沿いに街路樹として植えられているこの花木は、今まさに見頃を迎えています。
さて、ハナミズキが日本に植栽されるようになったのは大正時代のこと。1912年に当時東京市長だった尾崎行雄がアメリカ合衆国ワシントンD.C.へサクラを贈った返礼として贈られたのがハナミズキでした。ハナミズキの花言葉が「返礼」なのにはこんな理由があったようです。
ハナミズキは、港区だけでなく、アメリカでは、バージニア州、ノースカロライナ州が州の花として、日本でも横浜市港北区や埼玉県蓮田市、静岡県静岡市、長崎県佐世保市などが、区の木、市の木として制定しています。可憐な花は、日本のみならずアメリカでも、多くの人びとに愛されているのですね。
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