こんにちは。エバーグリーンポスト編集部のまえだです。
広島市民にとって、ゴールデンウイークの一大イベントといえば『ひろしまフラワーフェスティバル』。大勢の観光客でにぎわう、全国でも有数のお祭りです。「広島を花と緑と音楽のあふれる都市にしよう」をテーマのひとつに掲げて1977年に始まったこのイベントは、今年で40回目を迎えます。
会場は、広島平和記念公園とその南を走る平和大通り。平和記念資料館前の広場には、シンボルとなる高さ8メートル直径9メートルの「花の塔」が建てられます。花の塔のデザインは、毎年、市民の公募のなかから選ばれ、カーネーションやペチュニアなど約8000株を使って描かれます。
さらに5年前からは、「広島を花であふれる街にしよう!」という信念のもと『ピースフラワープロジェクト 花育』も展開。フラワーフェスティバルに使用する花を、広島市内とその近郊の学校や施設などで育て、期間中、平和記念公園に展示しています。2015年には、195団体が参加し、約32,000鉢の花を育てました。フラワーフェスティバル終了後は、各地域に持ち帰られて、それぞれの学校や施設を彩ります。今年度も約200の団体が参加しています。
ところで、フラワーフェスティバルのメインは、なんといってもステージやパレード。これも花と無縁ではありません。平和大通り並ぶ大小約80ヶ所のステージには、それぞれ花の名前がつけられています。メインステージのカーネーションをはじめ、アイリス、マーガレット、スズランなど、ステージの名前を見るだけでも楽しめます。また、パレードする車にもたくさんの花が飾られ、会場はまさに花いっぱい。
『ひろしまフラワーフェスティバル』の開催期間は、5月3、4、5日の3日間。今年は、花に囲まれた『ひろしまフラワーフェスティバル』に、ぜひお越しになってみてはいかがですか?
エバーグリーン編集部オススメサイト
- 花にちなんだ40曲が披露されるコンサートも開催されます。
- 期間中、こんな電車を見かけたらラッキーかも。
【広電】 2013ひろしまフラワーフェスティバル 貨51号花電車 (5-May-2013)
- 「花育」は、全国的な取り組みも。
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