植物図鑑
キョウガノコ
シモツケソウ属
キョウガノコ
学名:
Filipendula purpurea
〔基本情報〕
高さ30~80cmの多年草。
茎には稜があり、直立します。
葉には根出葉と茎に互生する葉があります。
葉は奇数羽状複葉で、頂小葉は長さ7~20cm、幅6~25cmの卵形で、掌状に5~7裂し、縁には重鋸歯または欠刻状の鋸歯があります。
側小葉は小さく、長さ3.5cm、幅2.5cmまでの卵形で、縁には粗い鋸歯があるか全縁です。
側小葉はないこともあります。
托葉は小さくめだたず、茎を抱きます。
茎先に散房花序を出し、径4~5mmで淡い紅色の4~5弁花を多数つけます。
20~25本の長い雄しべがめだちます。
ふつう結実しません。
〔来歴〕
古くから栽培される交雑親が不明の雑種起源種です。
〔栽培〕
増殖は株分けによります。
半日陰で水はけ・水もちがよく適度に湿り気のある肥沃な土壌を好みます。
強い西日が当たったり、乾燥する場所は避けるようにします。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は夏に晴天が続いて乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
肥料は元肥を施せば特に必要ありませんが、鉢植えの場合は生育期間中に薄めた液肥を月1回与えてもよいです。
病虫害は特にありません。
名前
キョウガノコ(京鹿子)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
コシジシモツケソウ
植え付け(または播種)季節
2月、3月、4月、9月、10月
花咲く季節
6月、7月、8月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
草丈・樹高
300〜800mm
葉の形
奇数羽状複葉
葉の生え方
互生、根生
縁の形
全縁、鋸歯、重鋸歯、欠刻
葉の特記事項
花のつき方
散房花序
花弁の数
4、5
花の色
桃
花径
4〜5
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
鉢植、花壇、切花、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
22373
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