植物図鑑
ハマエンドウ
レンリソウ属
ハマエンドウ
学名:
Lathyrus japonicus subsp. japonicus
〔基本情報〕
海岸の砂地や礫地にはえる多年草。
長い地下茎をもちます。
全体がやや白色を帯びます。
茎には稜があり、基部が長く地面を這い、長さ1mになります。
葉は互生し、8~12枚の小葉からなる偶数羽状複葉となり、葉軸の先や上部の小葉が巻きひげになります。
小葉は長さ1.5~4cmの卵形~長楕円形で、全縁です。
小葉とほぼ同じ大きさの托葉をもちます。
葉腋に総状花序を出し、3~6個の花をつけます。
花は紫色の蝶形花で、旗弁は赤紫色からのちに青紫色に変化します。
果実は長さ5cmの豆果です。
種子は海水に浮いて、散布されます。
〔利用〕
種子は薬用にされます。
〔栽培〕
増殖は実生によります。
日当たりと水はけのよいやや乾燥した場所を好みます。
水やりはやや乾かし気味にし、鉢植えの場合は土が乾いてから水を与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
肥料は特に必要ありません。
病虫害は特にありません。
名前
ハマエンドウ(浜豌豆)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、5月、9月、10月
花咲く季節
4月、5月、6月、7月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道~琉球)、北半球亜寒帯~暖帯
形状
匍匐
草丈・樹高
葉の形
偶数羽状複葉
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
葉軸の先や上部の小葉が巻きひげになります。
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
紫
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐乾性
用途適性
ロックガーデン、鉢植、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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