植物図鑑
アキカラマツ
カラマツソウ属
アキカラマツ
学名:
Thalictrum minus var. hypoleucum
〔基本情報〕
山野にはえ、非常に変異に富む多年草。
茎は上部で枝分かれします。
葉には根出葉と茎葉があり、根出葉は開花期にも残ります。
茎につく葉は互生し、3~5回3出複葉となります。
小葉は卵形~倒卵形で、先が浅く3~5裂します。
葉柄の基部と小葉柄の基部に托葉がつきます。
茎先の大きな円錐花序に多数の花がつきます。
花は小さく淡い黄白色で、花弁はなく、花弁状の萼片も、開花後の早い時期に落ちます。
多数の雄しべがめだちます。
果実は痩果です。
〔利用〕
有毒ですが民間薬として利用されます。
〔栽培〕
増殖は実生、株分けによります。
水はけ、水もちのよい肥沃な土壌を好みます。
秋~春は日に当て、夏は半日陰で涼しく過ごさせるとよいです。
地植えの場合は落葉樹の下に植えるとよいです。
水やりは水切れに注意し、春から秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬も極端に乾燥しないようにします。
施肥は元肥を施すほか春と秋に緩効性肥料を置き肥し、真夏に肥料が残らないようにします。
病虫害としては軟腐病、うどんこ病、ハダニ、アブラムシなどがあります。
名前
アキカラマツ(秋唐松)、ヒロハノアキカラマツ(広葉秋唐松)、タカトウグサ(高遠草)、タカトウソウ(高遠草)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
カラマツソウ、オオカラマツ、イワカラマツ、ミョウギカラマツ、イシヅチカラマツ、タイシャクカラマツ
植え付け(または播種)季節
3月、4月、9月、10月
花咲く季節
7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道~九州:奄美大島まで)、朝鮮、中国、ロシア沿海地方、サハリン、モンゴル、千島列島
形状
草丈・樹高
150〜2000mm
葉の形
葉の生え方
互生、根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
円錐花序
花弁の数
花の色
黄白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
軟腐病、うどんこ病
虫害
ハダニ、アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
112187
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