シコクギボウシ

ギボウシ属 シコクギボウシ
学名： Hosta shikokiana

〔基本情報〕岩場にはえ、高さ15～40cmほどになる多年草。
葉はロゼット状に出て直立または開出し、長さ5～20cm、幅2～8cmの卵形で、やや光沢があり、葉脈の間は狭いです。
葉の裏面の脈には小突起があります。
葉柄は長さ2～10cmで基部に紫色の斑点があります。
葉の基部は葉柄に沿って流れません。
花茎は斜めに立ち上がり、紫色の斑点があり、表面は滑らかです。
花は総状花序につき、基部に苞があります。
苞は長さ15～25mmの卵状披針形のボート状で、開花時には張りがなくなり、紫色を帯びます。
花冠は広筒形で紫～淡い紫色、長さ44～53mmの花被片が6枚あります。花被片の内側に濃い紫色の脈があり、透明線は短く広筒部のみにあります。
1つの花は朝開いて夕方しぼむ一日花です。