植物図鑑
クサスギカズラ
キジカクシ属(クサスギカズラ属)
クサスギカズラ
学名:
Asparagus cochinchinensis
〔基本情報〕
海岸近くの岩場や砂地などでみられる多年草。
根が紡錘状にふくらみます。
茎は細く、稜があり、基部は木質化して直立し、上部はつる状に伸びて他の植物などに絡み、高さ1~2mになります。
太い枝には葉が変化した長さ0.3~0.5cmの刺があります。
葉は退化して鱗片状になり、茎に密着します。
枝が葉のように変化した仮葉(葉状枝)は葉腋に2~3個束生し、長さ0.7~4cmのやや扁平な線形で3稜があり、やや湾曲し、先がとがり、光沢があり、スギの葉のような形です。
雌雄異株です。
花は黄白色の鐘状漏斗形で葉腋に2~3個ずつつき、中ほどに関節のある長さ0.2~0.5cmの花柄があります。
花被片は6個あります。
果実は径0.6~0.7cmの球形で汚白色に熟します。
〔利用〕
紡錘状にふくらんだ根を、天門冬といい、薬用にされます。
名前
クサスギカズラ(草杉蔓)、テンモンドウ(天門冬)、ナンゴククサスギカズラ(南国草杉蔓)、Chinese asparagus
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州、四国、九州、琉球)、朝鮮、中国、台湾、ベトナム、ラオス
形状
草丈・樹高
1000〜2000mm
葉の形
特殊
葉の生え方
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
6
花の色
黄白
花径
花序の長さ
実の色
白
葉の色
緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
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