ベルベリス ユリアナエ

メギ属 ベルベリス ユリアナエ
学名： Berberis julianae

〔基本情報〕
高さ1～3mほどになる常緑低木。
若い枝には稜があり、枝の節に長さ1～4cmで鋭く丈夫な3分岐する刺がめだちます。
葉は単葉で短枝では束生、長枝では互生し、長さ3～10cm、幅1～3cmの長楕円形～倒披針形です。
葉は革質で、縁には10～20対の刺状の鋸歯があります。
古い葉が落葉前に紅葉します。
短枝の先に黄色の6弁花が束状に10～25個、密につきます。
果実は楕円形の液果で、青黒く熟し、白い粉をふきます。

〔栽培〕
増殖は実生、挿木によります。
実生は熟した果実を採り、果肉を水洗いして取り除き、とりまきとします。
日向から半日陰で土質は特に選びませんが、乾燥しすぎない肥沃な土壌を好みます。
強健で栽培は容易です。
鉢植えの場合は春～秋に土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
地植えの場合は極端に乾燥しないかぎり特に必要ありません。
施肥は寒肥として緩効性肥料を施します。
枝が間のびした場合、剪定して樹形を整えます。
病虫害は特にありません。