ヘリアンサス モリス

ヒマワリ属 ヘリアンサス モリス
学名： Helianthus mollis

〔基本情報〕
原産地では乾いた草原や道端にはえ、高さ60～150cmになる多年草。
全体に灰色を帯びます。
地下茎を伸ばして広がります。
葉は互生する単葉で、長さ15cmの卵形で、葉の縁にはごく細かい鋸歯があるか全縁です。
茎先に頭状花序を1～15個つけます。
頭状花序は舌状花と筒状花からなり、周辺部につく舌状花は15～30個あり、黄色です。
中心に集まる筒状花は75個以上あり、濃い黄色です。
果実は痩果です。

〔栽培〕
増殖は実生、株分けによります。
日当たりと水はけがよければたいていの場所で、放任でもよく育ちます。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
肥料が多いと大きく茂って倒れやすくなるため施肥は控えめがよく、地植えの場合は元肥を施せば特に必要ありません。
鉢植えの場合は生育具合を見ながら春と秋に緩効性化成肥料を少量置き肥してもよいです。
高さに応じた支柱を立て、倒れるのを防ぎます。
病虫害としてはアブラムシのほか、風通しが悪いとうどんこ病がでることがあります。