ティムス プレギオイデス

イブキジャコウソウ属 ティムス プレギオイデス
学名： Thymus pulegioides

〔基本情報〕
原産地では荒れ地にはえる高さ5～25cmほどの常緑小低木。
全草に芳香があります。
茎は株元からよく枝分かれして、匍匐し、マット状に広がります。
茎は赤色を帯び、断面は四角形で、稜に毛がはえます。
葉は対生する単葉で、狭卵形となり、全縁です。
花は茎先の輪散花序につき、2唇形でピンク色～紅紫色です。
4本の雄しべが花冠から突き出します。

〔栽培〕
増殖は挿木、株分けによります。
日当たりと水はけのよい土壌を好みます。
酸性土壌を嫌います。
乾燥ぎみのほうがよいので、土の表面が完全に乾いてから水を与えます。
冬期は乾かし気味に管理します。
庭植えの場合は水やりは必要ありません。
高温多湿に弱く、株が蒸れると葉が枯れることがあるため、夏前に刈り込んで風通しをよくします。
病虫害は特にありません。