植物図鑑
レモンタイム
イブキジャコウソウ属
レモンタイム
学名:
Thymus ×citriodorus
〔基本情報〕
高さ10~30cmほどの常緑小低木。
全草にレモンに似た芳香があります。
茎は株元からよく枝分かれします。
葉は対生する単葉で、ひし状卵円形~披針形、全縁です。
葉には腺点があります。
花は茎先の輪散花序につき、2唇形、淡い紫色です。
4本の雄しべが花冠から突き出します。
〔来歴〕
タチジャコウソウ(タイム)を片親とする交雑種とされますが、最近のDNA分析により交雑種ではないという見解もあります。
〔利用〕
精油を含み、薬用、料理用のほか、ポプリなどにも用いられます。
〔栽培〕
増殖は実生、挿木、株分けによります。
日当たりと水はけのよい石灰質土壌を好みます。
乾燥ぎみのほうがよいので、土の表面が完全に乾いてから水を与えます。
冬期は乾かし気味に管理します。
庭植えの場合は水やりは必要ありません。
高温多湿に弱く、株が蒸れると葉が枯れることがあるため、夏前に1/2~1/3刈り込んで風通しをよくします。
耐寒性は強いですが強い霜に当たると葉が黒くなることがあります。
肥料はあまり必要なく、与えすぎると香りが弱くなります。
収穫を目的とする場合は花が咲くと香りが弱くなるため、開花前に行ないます。
病虫害は特にありません。
名前
レモンタイム、lemon thyme、citrus thyme
生活型
低木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、5月、6月、9月、10月、11月
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
分枝
草丈・樹高
100〜300mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
輪散花序
花弁の数
花の色
紫
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
アルカリ性
耐候性
耐寒性、耐乾性、耐風性、耐霜性
用途適性
グラウンドカバー、ロックガーデン、鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
ハーブ系、柑橘系
味覚
食用
葉
毒性
有用
薬用、食用、精油、ポプリ
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
42308
検索サイトの検索キー
コメント
エバーグリーンポストでの記事