植物図鑑
デンドロビウム(ノビル系)
セッコク属
デンドロビウム(ノビル系)
学名:
Dendrobium
〔基本情報〕
交配種群。
着生する高さ20~60cmの常緑多年草。
根茎は短く、多数の根が出ます。
多肉質で円柱形の茎が叢生します。
葉は2列に互生する単葉で、披針形~長楕円形で全縁です。
花は茎の上部の節から1~3個ずつ出ます。
背萼片、側萼片、側花弁は長楕円形~披針形です。
唇弁は卵形で、わずかに3裂します。
〔来歴〕
デンドロビウム ノビレ(Dendrobium nobile)をもとに作出されました。
〔栽培〕
増殖は株分けと高芽どりによります。
5℃以上を保つのが望ましいですが、耐寒性が強く、凍らなければ枯れることはありません。
日当たりと風通しがよい場所で育てます。
夏の強い日射しにあたると葉焼けをおこすことがあるので弱めに遮光をします。
冬は室内の日当たりが良い場所に取り込みます。
十分に日にあたらないと花つきが悪くなります。
水苔に植え込みます。
多湿に弱いので、植込み材料が乾いてから水を与えます。
初夏から秋の生育期にはたっぷりと与え、その後花芽がつくまでは乾かし気味にします。
花芽がついてから開花までは、またたっぷりと水を与えるようにします。
施肥は4月~7月まで月1回油かすを置き、週1回液肥を与えます。
病虫害としてはウイルス病、ハダニ、カイガラムシ、アブラムシ、ナメクジがあります。
名前
デンドロビウム(ノビル系)
生活型
多年草
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
着生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
2月、3月、4月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
草丈・樹高
200〜600mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
6
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
水苔
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
ウイルス病
虫害
ハダニ、カイガラムシ、アブラムシ、ナメクジ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
17344
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