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植物図鑑

オキナワセッコク

セッコク属 オキナワセッコク
学名: Dendrobium okinawense

〔基本情報〕雲霧帯や渓流沿いの森林内でみられ、イタジイやオキナワウラジロガシなどの大径木の樹上に着生する常緑多年草。
根茎は短く、多数の根が出ます。
長さ30~70cmほどの多肉質で円柱形の茎が数本、下垂します。
葉は互生する単葉、長さ10cmほどの披針形で表面には光沢があり、全縁です。
花は茎の上部の節から1~2個ずつ出て、白色~淡紅色で芳香があります。
背萼片は披針形、側萼片は基部が広がり距のような顎となります。
側花弁は披針形です。唇弁は三角状卵形で、上面に2本の板状突起があり、その上に軟毛が密生します。
唇弁の基部には淡い緑色の模様があります。
セッコクに似ますが、全体的に大きく、唇弁の形が異なる点で区別できます。

〔来歴〕かつてはセッコクと同じ種とされていましたが、1970年に国頭村与那覇岳で採取され、福岡県で栽培されていた標本に基づき新記載されました。

〔備考〕「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」(種の保存法)により特定国内希少野生動植物種に指定されており、採取や譲渡などの規制があります。

名前
オキナワセッコク(沖縄石斛)、タケラン
生活型
多年草
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
着生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
12月、1月、2月、3月、4月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(沖縄本島)
形状
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
6
花の色
白、桃
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
EN:絶滅危惧IB類
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
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