植物図鑑
タラノキ
タラノキ属
タラノキ
学名:
Aralia elata
〔基本情報〕山野の崩壊地などでみられ、高さ2~5mになる落葉低木。
幹はあまり枝分かれせず、細長い刺が多数はえます。
若い枝には灰褐色の毛が密にはえ、葉は枝先に集まって互生する長さ50~100cmの2回羽状複葉です。
小葉は長さ5~10cm、幅3~7cmの卵形で、葉の縁には粗い鋸歯があります。
葉はほぼ水平に広がり、両面に粗い毛がはえます。
葉柄や葉軸に細長い刺がはえます。
枝先に散形花序が大きな円錐形に集まった複花序をつけ、白色の小花が多数咲きます。
花序は長さ30~50cmになります。
花は5弁花で、多量の蜜を出すので、昆虫が集まります。
果実は径3mmの球形の液果で黒色に熟します。
〔利用〕新芽を山菜として食べます。
根皮と樹皮を民間薬として利用します。
〔栽培〕増殖は実生、挿木、株分けによります。
日当たりと水はけのよい場所を好みます。
名前
タラノキ(楤木)、Chinese angelica-tree、Japanese angelica-tree、Korean angelica-tree
生活型
低木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
7月、8月
実のなる季節
10月、11月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道~九州)、朝鮮、中国東北部、東シベリア、アムール、ウスリー、サハリン、南千島
形状
草丈・樹高
2000〜5000mm
葉の形
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
複散形花序
花弁の数
5
花の色
白
花径
花序の長さ
300〜500
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
必要
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
公園・庭園、法面緑化
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
葉
毒性
有用
薬用、食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
56357
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