植物図鑑
アキタブキ
フキ属
アキタブキ
学名:
Petasites japonicus subsp. giganteus
〔基本情報〕高さ2mにもなる多年草。
地下茎を長く伸ばして、先に新苗をつくります。
葉は花後に、地下茎の先に根出し、幅1.5mに達する腎円形で基部が深い心形となります。
葉の縁には微凸状の歯があります。
若い葉には表面に縮れた短毛、裏面にくも毛がありますが、のち無毛となります。
葉柄は長さ2mにもなり、ふつう紫色を帯びます。
雌雄異株です。
前年の夏に地下茎の先に花芽ができ、葉柄の基部と鱗片状の苞に包まれて越冬します。
翌年早春、葉が出る前に苞に包まれた花芽が卵形の薹(とう)として顔をだします。
花茎は高さ100cmで、円錐花序に白色の頭花を多数つけます。
花茎につく苞は長さ6.5~10cmの長楕円形です。
雄株の頭花はすべて筒状の両性花となり結実しません。
雌株の頭花は縁に多数の雌花があり、中央が両性花となり結実します。
雌花の花冠は糸状です。
果実は円柱形の痩果で白い冠毛があります。
〔利用〕葉柄や葉を食用にします。
〔備考〕北海道足寄町螺湾川周辺にあるラワンブキとよばれるものは高さ3m、茎の径が10cmに達し、北海道遺産に指定されています。
足寄町では特産品となっています。
名前
アキタブキ、エゾブキ
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
3月、4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道、本州北部)、千島、樺太
形状
草丈・樹高
2000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
円錐花序
花弁の数
花の色
白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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