EVERGREEN - エバーグリーン

植物図鑑

モンパノキ

キダチルリソウ属 モンパノキ
学名: Heliotropium foertherianum

〔基本情報〕
海岸でみられる高さ2~10mの常緑低木~小高木。
幹は基部からよく枝分かれし、樹皮は灰褐色で縦に深く裂けます。
葉は枝先に集まって互生する単葉で、長さ9~14cm、幅4~5cmのさじ状倒披針形となり、多肉質です。
葉には銀色の絹毛が密にはえます。
葉の基部は次第に細くなって葉柄に流れます。
枝先に巻散花序を出し、密に花をつけます。
花序には銀色の絹毛が密にはえます。
花は径0.4cmで、花冠は5裂し、白色です。
果実は0.4~0.6cmで球形の核果で、橙黄色から黒色になります。

〔利用〕
葉は民間薬として利用されます。
新芽は食べられます。
沖縄では材が水中メガネの枠に利用されます。

〔栽培〕
増殖は実生、挿木によります。
南西諸島では露地栽培が可能です。
日当たりと水はけのよい砂質土壌を好みます。
自然樹形を楽しむため、剪定はしないほうがよいです。
病虫害は特にありません。

〔備考〕
絹毛の生える様子をビロード(紋羽)に例えた名です。

名前
モンパノキ(紋羽の木)、ハマムラサキノキ(浜紫の木)、velvetleaf soldierbush、tree heliotrope、octopus bush
生活型
低木、小高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
3月、4月、5月、6月、7月、8月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(琉球、小笠原、南鳥島)、東アフリカ~オセアニアの熱帯・亜熱帯
形状
分枝
草丈・樹高
2000〜10000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
巻散花序
花弁の数
花の色
花径
4
花序の長さ
実の色
黄、その他
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、耐潮性、耐塩性、非耐寒性
用途適性
公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、食用、その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
74432
検索サイトの検索キー
コメント
エバーグリーンポストでの記事

「 モンパノキ 」の投稿写真