植物図鑑
ワチガイソウ
ワチガイソウ属
ワチガイソウ
学名:
Pseudostellaria heterantha var. heterantha
〔基本情報〕
山地の落葉樹林でみられる高さ7~15cmの多年草。
根は1~2本出て、紡錘状に肥厚し、肉質です。
茎は直立して、短毛が1~2列はえます。
葉は対生する単葉で、長さ1~5cm、幅0.4~1.5cm、茎の下部の葉は線状さじ形~倒披針形、茎の上部の葉は卵形~長卵形となります。
葉の基部は徐々に狭まって葉柄になり、基部の縁には毛がはえます。
花は茎の上部の葉腋に単生し、径1cmの白色の5弁花、ときに4弁花となります。
花柄は長さ1~5cmで下向きに曲がった毛がはえます。
雄しべは10個あり、葯は暗赤褐色です。
茎の下部の葉腋には閉鎖花が少数つきます。
果実は卵形の蒴果です。
〔備考〕
牧野富太郎によると、この植物の名前が不明であったとき、盆栽に無名のしるしとして輪違いの符号をつけたことが名の由来となっているとのことです。
名前
ワチガイソウ(輪違草)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
ヒゲネワチガイソウ、ワダソウ
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
4月、5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:岩手県以南、四国、九州)、中国
形状
草丈・樹高
70〜150mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
5
花の色
白
花径
10
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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