植物図鑑
ゼニアオイ
ゼニアオイ属
ゼニアオイ
学名:
Malva mauritiana
〔基本情報〕
高さ100cmになる一年草~多年草。
全体に粗い毛がはえますが、茎はほぼ無毛です。
葉は互生する単葉で、掌状に、浅く5~9裂し、縁に鋸歯があります。
長い葉柄があります。
花は茎の上部の葉腋に束生し、径2.5cmほどで紫紅色に濃い色の筋がはいる5弁花です。
果実は分果です。
〔来歴〕
日本には江戸時代に観賞用に導入されました。
〔利用〕
花、葉を薬用にするほか、花や葉はサラダやハーブティにも使われます。
花の水溶液はpHによって色が変わり、花のハーブティは青色ですが、レモン汁を加えるとピンク色になります。
〔栽培〕
増殖は実生、株分けによります。
直根性で移植を嫌うので、種を播く場合は植栽したい場所に直播するか、ポリポットに播いて移植します。
日当たりと水はけのよい場所であれば土質を選びません。
環境が合えば放任でもよく育ちます。
水やりは鉢植えの場合は土が乾いてからたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は元肥を施せば特に必要ありません。
病虫害としてはアブラムシ、ハマキムシ、メイガがあります。
名前
ゼニアオイ(銭葵)
生活型
一年草、二年草、多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
ウスベニアオイ
植え付け(または播種)季節
3月、4月、9月、10月
花咲く季節
5月、6月、7月、8月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ヨーロッパ南部
形状
草丈・樹高
1000mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
束生
花弁の数
5
花の色
紫、桃
花径
25
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
花壇、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
アブラムシ、ハマキムシ、メイガ
香り
味覚
食用
花、葉
毒性
有用
薬用、食用、飲用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
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