植物図鑑
ヒレザンショウ
サンショウ属
ヒレザンショウ
学名:
Zanthoxylum beecheyanum var. alatum
〔基本情報〕
海岸沿いのサンゴ礁石灰岩地にはえる高さ0.5mの常緑低木。
よく枝分かれしながら、横に這うように広がります。
枝には小さな刺がまばらに対生し、若い枝にははじめ短毛がはえます。
葉は互生する長さ2~5cmの奇数羽状複葉で、7~13枚の小葉からなり、葉軸に広い翼があります。
小葉は丸みを帯び、めだたない歯牙があるか全縁、両面とも無毛です。
雌雄異株です。
雄花・雌花とも長さ1.5~2cmの短い円錐花序につき、花には萼片と花弁の区別のない8枚の花被片があります。
果実は1~2個の分果からなり、1個の分果は径約3mmの球形で、緑色で凹凸があります。
果実は熟すと割れて、黒い種子が現れます。
〔利用〕
葉や実をサンショウ同様に用い、薬用にもされます。
〔栽培〕
増殖は実生、挿木によります。
種から育てると雌雄が出ます。
日当たりと風通しがよく、水はけのよい石灰質土壌を好みます。
半日陰程度なら耐えます。
寒さに弱いので、寒冷地では鉢植えにして冬は室内の日当たりのよい場所に取り込みます。
水やりは鉢植えでは春~秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬は乾かし気味に管理します。
地植えの場合は晴天が続いて乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
施肥は春~秋に緩効性肥料を施します。
病虫害としてはアゲハチョウ類の幼虫、、アブラムシ、ハマキムシがあります。
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詳細情報
名前
ヒレザンショウ(鰭山椒)
生活型
低木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
植え付け(または播種)季節
3月、4月、9月、10月
花咲く季節
3月、4月、5月
分布または原産地
日本(琉球)
草丈・樹高
500mm
葉の形
奇数羽状複葉
葉の生え方
互生
縁の形
全縁、歯牙
花のつき方
円錐花序
花弁の数
8
花序の長さ
12〜20
実の色
緑
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
アルカリ性
耐候性
耐暑性、耐乾性、耐風性、耐潮性、非耐寒性
用途適性
盆栽、鉢植、公園・庭園
虫害
アゲハチョウ類の幼虫、アブラムシ、ハマキムシ
有用
薬用、食用
動物との関わり
アゲハチョウの仲間の食草です。
日本花き取引コード
67947
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