植物図鑑
カラスザンショウ
サンショウ属
カラスザンショウ
学名:
Zanthoxylum ailanthoides var. ailanthoides
〔基本情報〕二次林でみられる高さ6~8m、大きいものでは15mになる落葉高木。
茎には不規則に並ぶ長さ2~3mmの刺があります。
葉は互生する長さ25~80cmの奇数羽状複葉で、11~21枚の小葉からなります。
小葉は長さ7~15cm、幅1.5~4cmの披針形~楕円形で、縁に細かい鋸歯があります。
雌雄異株です。
雄花・雌花とも枝先に出る長さ・幅とも13~20cmの散房花序に多数つきます。
花序の軸には短毛がはえます。
花は小さな白色の5弁花です。
果実は2~3個の分果からなり、1個の分果は長さ5mmの扁球形で、灰褐色です。
果実は熟すと割れて、黒い種子が現れます。
〔利用〕果実は薬用となります。
〔栽培〕増殖は実生、接木によります。
種から育てると雌雄が出ます。
日向~半日陰で水はけのよい肥沃な土壌を好みます。
夏の強い直射日光に当たると葉焼けをおこすことがあります。
乾燥する場所や強い西日があたる場所は避けます。
水やりは晴天が続いて乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
施肥は寒肥として有機質の肥料を施します。
病虫害としては白絹病、アゲハチョウ類の幼虫があります。
名前
カラスザンショウ(烏山椒)、ailanthus-like prickly ash
生活型
高木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
11月、12月、1月、2月、3月
花咲く季節
7月、8月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州、四国、九州、琉球)、朝鮮、中国中南部、台湾、フィリピン
形状
直立
草丈・樹高
6000〜8000mm
葉の形
奇数羽状複葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
散房花序
花弁の数
5
花の色
白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、接木
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
白絹病
虫害
アゲハチョウ類の幼虫
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
アゲハチョウの仲間の食草です。
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
61147
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