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植物図鑑

オオモミジ

カエデ属 オオモミジ
学名: Acer amoenum var. amoenum

〔基本情報〕太平洋側の山地にはえ、高さ12~15mほどになる落葉高木。
幹は直立し、樹皮は灰褐色です。
葉は対生し、径7~11cm、掌状に浅く7裂(5~9裂)し、規則的な鋸歯があります。
葉柄の長さは葉の1/2~4/5程度です。
イロハモミジやヤマモミジと比べ、葉がやや大きく、鋸歯が細かくそろっているのが特徴です。
葉は秋に紅葉します。
花は葉腋から出る複散房花序に15-30個つき、雄花と両性花が同じ木に咲きます。
花は径4~6mmで萼片、花弁ともに5個です。花弁は黄緑色~紫色、萼片は暗紫色です。
果実は2個ずつつき、それぞれにプロペラ状の翼があり、鈍角に開きます。

〔栽培〕増殖は実生、挿木によります。
半日陰から日向で水はけのよい場所を好みます。特に木が若いうちは半日陰の方がよいです。日陰では紅葉の発色が悪くなります。
カミキリムシやアブラムシによる被害があるので、見つけ次第補殺します。

名前
オオモミジ(大紅葉)、ヒロハモミジ(広葉紅葉)、ホロナイカエデ(幌内楓)、エゾオオモミジ(蝦夷大紅葉)
生活型
高木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
イロハモミジ、ヤマモミジ
植え付け(または播種)季節
2月、3月、10月、11月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
6月、7月、8月、9月
葉の鑑賞期間
10月、11月、12月
分布または原産地
日本:北海道中部以南、本州(太平洋側は青森県以南、日本海側は福井県以南)、四国、九州
形状
直立
草丈・樹高
12000〜15000mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
対生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
散房花序
花弁の数
5
花の色
花径
4〜6
花序の長さ
実の色
葉の色
緑、赤
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
盆栽、鉢植、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
カミキリムシ、アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
霜降 末候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
日本固有種
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
54119
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