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植物図鑑

オガラバナ

カエデ属 オガラバナ
学名: Acer ukurunduense

〔基本情報〕
山地~亜高山にはえ、ふつう高さ3mほど、ときに10mになる落葉低木または小高木。
一年目の枝には黄褐色の毛が密にはえ、二年目の枝は黒紫色を帯びます。
葉は対生し、長さ・幅とも6~15cmで、掌状に5~7裂します。
葉の表面は葉脈が凹んでしわ状になり、まばらに短毛がはえます。
葉の裏面には全体に灰白色の短毛がはえ、特に脈上に密にはえます。
葉の縁には欠刻状の鋸歯があります。
葉柄は長く、赤色を帯びます。
葉は秋に赤~黄色に色づきます。
有花枝の先に柄を含めて長さ10~20cmの細長い円柱状の花序が直立し、100~200個もの花がつき、雄花と両性花が同じ木に咲く雄性同株です。
花序には縮れた毛がはえます。
花は黄緑色で、花弁はごく細く、雄花では雄しべが花弁より長いです。
果実は長さ1.5~2cmほどで2個ずつつき、それぞれにプロペラ状の翼があり、鋭角に開きます。

〔備考〕
材が麻幹(おがら=皮をはいだ麻の茎)のようにやわらかいことが名の由来です。

名前
オガラバナ(麻幹花)、ホザキカエデ(穂咲楓)
生活型
低木、小高木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
6月、7月
実のなる季節
9月、10月
葉の鑑賞期間
10月、11月
分布または原産地
日本(北海道、本州:中部地方以北・奈良県)、朝鮮、中国東北部、東シベリア、アムール、サハリン、南千島
形状
草丈・樹高
3000mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
対生
縁の形
鋸歯、欠刻
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
100〜200
実の色
葉の色
赤、橙、黄、緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
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