こんにちは。エバーグリーン編集部の愛垣です。
桜もすっかり葉桜になり少し寂しく感じる今日この頃。でも周囲を見渡すさまざまな花が咲き乱れています。
今回ご紹介する花木はシャクナゲ。日本や中国が原産のツツジ科ツツジ属にする常緑広葉樹です。花が大きく、咲いている姿が美しいことからシャクナゲは「花木の王様」ともいわれています。さて、私たちがふだん目にするシャクナゲは、大きくは、日本に自生している日本シャクナゲとヨーロッパで改良され日本でも紹介されるようになった西洋シャクナゲに分けることができるようです。
そしてこれからの季節、九州でドライブをしていると、山間部の道沿いなどで、シャクナゲ園の案内を見かけることがあります。熊本県北部のとある山間部では4月中旬から下旬にかけてシャクナゲ祭りが開催されます。
そのとある場所とは、山鹿市菊鹿町上内田山ノ神地区。戸数5戸という小さな集落の庭先に約2,000本ものシャクナゲが次々と花を咲かせ、人々の目を楽しませてくれます。
咲き誇るシャクナゲの間を散策できるよう、小道も設けられているので、すぐ側で美しい花を眺められます。ハナバチが花の間を飛び回りせっせと蜜を集めている姿を眺めたり、野鳥の声や風を体で感じたりしながら過ごすひとときは格別です。
エバーグリーン編集部オススメサイト
■ シャクナゲで有名な庭園
- 室生寺の適度な湿気と寒さが、高山植物のシャクナゲに適しています
- 5月末から6月初旬にかけて、シャクナゲのトンネルが楽しめます
- シャクナゲ原生林が茂るハイキングコースも
- 前の記事を読む(1年草なのに毎年楽しめる! こぼれ種の魅力)
- 次の記事を読む(カーネーション)