すでに街はクリスマスカラー。あちこちに、イルミネーションやクリスマスツリー。なんだかとってもにぎやかですネ。そうすると玄関先に多肉植物でクリスマスアイテムを作りたいと思う方も少なくないと思います。そこで、今回はこんなアイデアはいかがでしょうか。
用意するのはキャンドル置き
多肉植物は底に穴のない容器にも植えることができます。そこで用意したのはキャンドル置き。これに多肉植物を植えたいと思います。
そのための準備です。
挿し穂(切り穂)を作ります。これは作品を作る1週間ほど前に、親木となる多肉植物から事前に切り取り、切り口を乾燥させておきます。多肉植物やサボテンでは切り口をしっかり乾燥させることで雑菌の侵入を防ぎます。挿し穂を作るときに、落ちた葉は捨てずに土の上にそっと置いておきましょう。これはいずれ小さな芽を出します。冬は気温が低いので、室内で育てることも大切です。
用意した切り穂の切り口が乾燥したら……
お気に入りのキャンドル置きを用意します。
そこに、根腐れ防止のためにケイ酸塩白土を入れます。
その上に多肉植物用の土と普通の草花の土を3:1で混ぜたものを、こんもりと山になるように乗せ、用意した挿し穂を挿し込んでいきます。
詰めるように挿し込んでいくと抜けにくくなります。ここがポイントです。
彩りを見ながらビッシリ挿したら完成!
しかし、この状態ではまだ根は張っていません。
植えた時に根は傷ついていることもあるので、水は1週間~10日ほど放置後に与えます。その後は2か月に一度大さじ2杯程度与えるようにして管理するといいでしょう。もちろん、置き場所は室内。なぜなら、多肉植物は葉に水分を含んでいるため冬の時期に屋外に放置すると凍ってダメージになる場合があるからです。
いろいろな場所にちょっと飾れば季節を演出できます
多肉植物でクリスマスを演出。水を使わない多肉植物だからこそ場所を選ばず飾ることができます。また、プレゼントにしたいなど、持ち運びをする場合にはネルソルなどの固まる土を表面に少しだけ使うだけで持ち運びをしやすくできます。
エバーグリーン編集部オススメサイト
(写真・取材/グリーンアドバイザー・開運文様研究家 ふじえりこ)